ネタバレ! オーバーロード12巻 聖王国の聖騎士(上)感想
11巻の終わりでルプスレギナが、アインズ様が戦いに敗れて死んでしまったみたいなことをさらりと言って終わりだったので、今回はどんな展開になるのだろうと12巻を心待ちにしていました。
最初に言いますが、12巻でアインズは死にません。
13巻の予告に「次こそアインズ死ぬ」とあるので、死ぬ描写があるとしたら次巻です。
簡単な結末までの流れ
ローブル聖王国は巨大な湾によって北部と南部に分かれており、魔皇ヤルダバオト率いる亜人連合軍が北部聖王国を襲います。
亜人連合軍が最初は大砦を落とし、続いて北部要塞都市のカリンシャを落としますが、人間サイドには特筆して連合軍に対抗できるほどの強者はいませんでした。
カリンシャ戦での聖王女の扱いが、ヤルダバオトの武器になってしまったところが、ナザリックの残虐性が出ていました。
聖王国北部のほぼ全土を侵略され、王国の貴族に援助してほしいと頼むがいい返事は貰えない、聖王国の聖騎士たち。
蒼の薔薇にヤルダバオトの情報を聞き、後方で戦わなくてもいいから力になって欲しいと頼むが断られる。
しかし、イビルアイにヤルダバオトを退けた実績のあるモモンに声をかければいいと言われ、魔導王アインズに頼みに行くが、モモンを聖王国に行かせられないと、ここでも断られる。
聖王国の聖騎士たちが宿に帰ったあと、宿に魔導王が現れ、モモンは無理だが条件付きで自分が聖王国に行ってもいいと言い、聖王国の国民を救うべく捕虜収容所へ。
捕虜収容所では多少の犠牲で囚われていた人を救い、翌日には小都市の王族や貴族がいるかもしれない場所を落とそうと向かう。
小都市では豪王バザーという亜人の王がいてアインズと対決するが、武技をすべて出させると呆気なく殺していました。
聖王国の計略により、奪い返した小都市での籠城戦を決め、亜人たちの軍が大挙して押し寄せたところで、アインズはデミウルゴスの作戦の意図がわからず、これからどうしようというところで終わります。
12巻で多少なりともヤルダバオトと戦うかと思っていたのですが、そんなことはなく、アインズがようやく出てきたのも半分くらい読み進めてからだったので、少し残念。
この12巻では色々な正義があって、立場によっての違いが大きく分かれていたのを感じました。
全然キャラクターのこと書いてないけど、犯罪者のような目つきをしたネイア・バラハを可愛く思っています。
挿絵でヤルダバオトが書かれていたが、あいつは誰なんだ?
13巻は今冬発売予定なので、気長に待たせてもらうことにします。
2018年1月よりアニメの二期もあるので、それも楽しみです!
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