見知らぬ天井
今のリサに天井は存在せず、限界なんてものはない。
青天井、果てしなく見晴らしのいい景色の中にいるのだろう。
ひたすら動き疲れては寝るを繰り返すばかりだが、いつも楽しそうだ。
赤ちゃんは考えずに本能で行動する。
考えない事こそが限界を作らない事なのかもしれない。
諦めるという事を知らない赤ちゃんは天才なのだとつくづく思う。
しかし、大人になる過程で誰しもが天井を感じるようになる。
他者との絶え間ない競争で悩み、苦しみの中で自分の限界を知るのだ。
『一人で乗り越えなければいけない』 という固定観念。
これを学校教育でみっちりと植え付けられるが、別に気にする必要はない。
成績が全てだと言わんばかりの教育が、他者との繋がりを遮断してしまうのだから。
社会に出ると自分の力だけで乗り切れはしない。
だが、未来を怖がらなくていい。
他者と協力すれば未来は容易に拓け、自分の限界は簡単に超えられるから。
一人、また一人と繋がる数が増えるだけ、見知らぬ天井が見えてくる。
自分の限界が見えたのなら、更に他者と繋がろう。
出来ることがいっぱい増える、明るい未来のために。
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