痴漢冤罪アプリ
ニュースを見ていると、痴漢容疑をかけられ線路上を逃げる人をたまに見かけることがあります。
痴漢をしてしまったら同情の余地はないけれど、冤罪だと人生が大きく狂うことになるのではないでしょうか。
痴漢冤罪から守ってくれるかもしれないアプリが、ソリュード株式会社から9月1日に配信されました。
アプリ名は「冤罪STOP」
前提条件として、片手でつり革やかばんを持つことが必要です。
【使い方】
混みあう車中に乗るときアプリを起動して、つり革やカバンを持っていないほうの手で、スマートフォン(できるだけ手は動かさない)を握っておくだけ。
アプリで何が記録できるかというと
① 位置情報
② スマホをどのように持っていたか、振動、移動情報
③ 0.03秒単位の時間情報
これらの情報記録が残せるので、被害者の主張と矛盾があれば、証拠になる可能性があります。
また、法人・団体向けのみですがバックアップ機能があり、緊急時はデータ解析のサポート・支援も有償ですがあります。
価格は正規版で1 IDにつき年間3,000円。
50 ID以上~の契約で、共同での加入も可能。
メリット
・前提条件はあるものの、その場の状況証明を記録することができる
・痴漢冤罪によって生じる会社の信用を傷つけない
・情報を解析・分析し当社が冤罪証明に必要な資料作りの支援(有償)
デメリット
・前提条件がしっかりしていないと意味がない
・正規版が法人・団体向けなので、個人が入りにくい
・現状では冤罪STOPアプリ起動中、他のアプリを起動できない
個人的な感想としては、痴漢冤罪を証明するのには役に立つ可能性はあるが、個人が入るのにハードルがあり、現状では通勤中に他のアプリを起動できないので、長時間の通勤だと苦痛に感じるかな思いました。
あと、アプリが配信されたばかりなので判例がなく、どこまで冤罪を立証してくれるかはわかりません。
現時点ではこういうアプリが配信されたということだけを知っておいて、判例が出たり改善されてから使ってみるといいかもしれません。
他にも「痴漢冤罪防止ナビ」というアプリがあり、こちらは日本初の弁護士監修による痴漢冤罪防止スマートフォン用アプリです。
痴漢に間違われた際に、アプリが有効になり得る手順をナビゲーションでアドバイスしてくれます。
価格360円 ( Google Play)
インターネット直販ですが、痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険がジャパン少額短期保険から出されているので、痴漢冤罪に悩んでいる方は加入されるといいと思います。
価格 月額590円 年額6,400円
痴漢冤罪は社会の信用を失うだけでなく、家族の信用も失ってしまいます。
最悪の場合は職を失う場合もあるので、未然に防げる対策を知っていた方がいいかなと思い、自分が調べるついでに書いてみました。
はたらくお父さんがた。
休日はしっかりリフレッシュして、通勤を頑張っていきましょう。
他にも気になったことがあれば調べていくので、たまに読んでいただければ有用な情報があるかもしれません。
それではまたのお越しをお待ちしています。